道端の小石のように

考える日々。

思索

0218

意識の問題に関して、二つの検討されるべき明確な課題があるように感じた。 一つ目の問題として、この世界が(人間としての)自分の認識において閉じている可能性。もしも理解できない対象、認識できない対象が現前することがないならば、人間の理解や認識を…

夢体験の奇妙さ

夢体験はときおり不思議な感覚をもたらすが、それらのことが精神医学や心理学の領域を越えて議論されることはそれほど多くないかもしれない。夢体験が奇妙なのは、その感覚や状態ではなく、夢体験というもの一般に対する自分たちのある程度共通した見方であ…

記憶と感情の関係

ちょっと疑問に思ったことを書いてみる。 人格の同一性について、多種多様な発想を用いることができる。例えば、私たちはかなり自由に特定の信念を持つことができる。「チョコレートは甘い」とか「この世界は不可知だ」でも、なんでもいい。もちろん、そのよ…

解決に向けて

夢体験や記憶に関する主観的経験の考察を「現象学」と一概に呼んだりするのは馬鹿らしいと思う。馬鹿っていうのは言い過ぎかもしれないけど、そうやってレッテル貼りみたいなことをやる必要性がない。センスデータについて議論するのはどれも現象学か?錯覚…